「いろいろなダイエットにチャレンジしたけど、どうしても痩せられないのはなぜ?」
いくらダイエットにチャレンジしても、なかなか痩せられないのは代謝が落ちているから。
代謝が落ちている原因はいくつもありますが、その中でも一番の問題は「食生活の乱れによる酵素不足」です。
そこでまず考えたいのが、食生活を見直して、食べ物からたっぷりの酵素を摂ること。
問題を根っこから解決するために、ここを変えないと何も変わらないんです。
この記事では酵素を含む食品や、ローフード・リビングフードという考え方についてもご紹介します。
食事を変えて酵素を摂ると痩せやすい体質に変わります
食生活を変えて酵素を摂ると、代謝が上がって痩せやすく太りにくい体質に変わります。
きっとあなたも、もともとは「食べても太らない」という時期があったのではないでしょうか。
知っている人も多いと思いますが、若いころは代謝がとてもよく、食べてもすぐにエネルギーに変えてしまうため太らないものです。
実際に、年齢でこれくらい違いがあるので驚きです。
◆年代別基礎代謝(体重1キロあたり)
年齢 | 男性 | 女性 |
1〜2歳 | 61.0kcal | 59.7kcal |
3〜5歳 | 54.8kcal | 52.2kcal |
6〜7歳 | 44.3kcal | 41.9kcal |
8〜9歳 | 40.8kcal | 38.3kcal |
10〜11歳 | 37.4kcal | 34.8kcal |
12〜14歳 | 31.0kcal | 29.6kcal |
15〜17歳 | 27.0kcal | 25.3kcal |
18〜29歳 | 24.0kcal | 23.6kcal |
30〜49歳 | 22.3kcal | 21.7kcal |
50〜69歳 | 21.5kcal | 20.7kcal |
70歳以上 | 21.5kcal | 20.7kcal |
歳を重ねるほど痩せにくくなるのも納得ですね。
食生活の乱れが酵素不足を招く一番の原因です
酵素が不足してしまうのは、年齢だけではなく、食生活・睡眠不足・ストレスといった要因も。
日常生活のあらゆる不摂生が、酵素不足を招いてしまう原因なんですね。
その中でも、酵素をムダづかいしてしまう一番の原因が食生活の乱れ。
ジャンクフードや工場生産された食べ物ばかり食べていると、大量に酵素を使ってしまうため、酵素が不足してしまうのです。
こんな生活では太りやすく、痩せにくい体になってしまうのもムリはありません。
酵素をたっぷりと含んだ食品を選んで生活すると、本来のあなたが持っているはずの代謝が戻ってくるはずです。
つらい努力でダイエットに挑む前に、食生活の乱れをよくして、酵素不足の解消からはじめてみるのはいかがでしょうか。
関連記事間違ったやり方じゃダメ!酵素ダイエットで痩せるために大切なこと
酵素を多く含む食品
酵素は熱に弱く、50度以上になると変性して活性が失われてしまいます。
つまり酵素を摂るのであれば、生の食材を選ぶ必要があるということなんですね。
野菜・果物・木の実・生肉・お刺身・発酵食品などが代表的なものです。
- 生野菜・果物
- 生肉・お刺身
- スプラウト
- 海藻・海苔
- ナッツ・シード
- ドライフルーツ、メープルシロップ、アガベネクター
- 塩、味噌、醤油
- 発酵食品
こんなものを中心に、加熱せずにそのままいただくことがポイントです。
おわかりかと思いますが、加熱せずに食べるということは、自然と脂質や糖質、カロリーも低くなることもダイエットに貢献します。
こんな食品ならお腹いっぱい食べても、そうそう太ることはないでしょう。
※もちろん食べ過ぎは酵素のムダづかいになるのでNGです
ローフードとリビングフードとは
「生の食品を中心に食べると健康に生きられる」
こんな考え方・食べ方のことをローフードと言います。
健康やダイエットに興味がある人なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
◆ローフードの意味
- Row → 生
- Food → 食べ物
ローフードが健康にいいとされている理由は、やっぱり活きた酵素が摂れるからなんですね。
一時期、健康と美容への意識が高い、女性の間でブームになりましたが、今では定番になったので珍しいことでもなくなりました。
リビングフードは生きている食材を食べること
リビングフードはローフードに似ていますが、少しだけ違う点があります。
ローフードが加熱していない生の物を食べることに対して、リビングフードは「生きている物を食べる」という考え方があります。
たとえ生の物でも死んでいるものは食べない、という点がローフードと違うところですね。
また生肉やお刺身などの、動物性のたんぱく質をあまり食べないことも特徴です。
もちろんベジタリアン(とくにヴィーガン)のように、まったく食べないというわけではありません。
ですが「人の体は、動物性たんぱく質を消化することに適していない」として、できるだけ食べないという考え方なんですね。
食生活の乱れが肥満と病気の原因
繰り返しお伝えしてきましたが、食生活の乱れは酵素をムダづかいするため、肥満の原因です。
さらにそれだけではなく、食べ過ぎによる肥満はあらゆる病気の原因。
100年前には見られなかった、いわゆる生活習慣病は、肥満からはじまるのです。
これはマクガバンレポートと呼ばれる、過去のアメリカでの、公式な報告でも指摘されていることなのです。
そしてマクガバンレポートでは、生の食材や発酵食品の多い、日本食を理想と評価しています。
ダイエットのためだけではなく、生の食材を摂ることは健康のためにも大切なのです。
一時的な対症療法では意味がありません
食生活を変えないムリなダイエットは、痩せられたとしても、あくまで対症療法で根本的な解決にはなりません。
なぜなら食生活が変わらないのであれば、やがてまた太ってしまうからです。
これでは痩せては太りの繰り返しで、筋力も衰えてしまい、ますます痩せにくい体になりかねません。
正しく痩せるためには、食生活の見直しが必要で、そのうえでダイエットに取り組むことが大切ということですね。
ローフードを取り入れている芸能人
ローフードを取り入れている芸能人はたくさんいます。
人に見られることが仕事の有名人たちは、健康や若々しさを保つため、積極的にローフードを取り入れているのです。
◆ローフードを実践している有名な人たち(敬称略)
- デミ・ムーア
- ダナ・キャラン
- マドンナ
- アリシア・シルヴァーストーン
- ウッディーハレルソン
- スティング
- 杉田かおる
- Gackt
- 上戸彩
- 釈由美子
公言はしてなくても、取り入れている芸能人はもっと多いことでしょう。
ちなみにローフードは、欧米で人気が高く、今でも広がっているのだそうです。
とくにアメリカはジャンクフードが多い国なので、必然的なのかもしれませんね。
実際に多くの有名人が、ローフードでダイエットに成功しているので、私たちも積極的に取り入れたいものです。
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質のよい食品から質のよい酵素を摂ろう
質のよい食品から質のよい酵素を摂ることは、ダイエットと健康のための基本です。
どれだけ短期的なダイエットで痩せられたとしても、食生活が変わらなければ、あっという間にリバウンドしてしまうことでしょう。
ジャンクフードや加工食品ばかりを食べるのではなく、酵素をたっぷりと含む生の食材を食べると、痩せやすい体になるだけでなく、ムリなダイエットをしなくても自然に痩せられます。
このような考え方は、欧米ではローフードと呼ばれ、健康志向の高い女性に支持されているんです。
ちなみに酵素だけでなく、ビタミンやミネラルも含めて、もっと効率的に質のよい栄養を摂りたいのなら、サプリの利用もオススメ。
多くのローフーダーも活用しているサプリもぜひ試してみてくださいね。
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